出張先での雑記帖



フランス共和国
French republic


気分転換に旅先(モチロン仕事)での画像をお届けします!
(印象に残った画像を都度掲載予定です)






2019年 4月10日(水) Marseille (France)

初めてのマルセイユです!




フランス最大の港街マルセイユは、地中海に面した明るい南仏の太陽が降り注ぐ街。
マルセイユはフランス第2の都市にして、最大の港湾都市。
その歴史は2600年前、ギリシアのフォカイア人が入殖した「マッシリア」の時代に
まで遡ることのできる、フランス最古の都市でもあります。




<パニエ地区:マルセイユの中でも歴史深いエリア>

石畳の細く曲がりくねった道が続く「パニエ地区」は、
元々は古くから漁師たちが暮らしていた
下町情緒溢れるマルセイユの旧市街です。
歩道側に洗濯物を外に干すのが禁止されているフランスですが、
パニエ地区は「住民の暮らしを最優先に」という考え方で、
路地には洗濯物がたなびいており庶民的なエリア。
最近ではおしゃれなカフェや雑貨店、画廊や陶芸工房などのアトリエが並ぶ観光スポット



ヨーロッパ最古の港町を、のんびりと散策することができました!


マルセイユ・サン・シャルル駅
サンシャトル駅の大階段
1848年に開業した駅
写真の階段がマルセイユ名物の一つです


旧港
紀元前600年頃に建設された
フランスで一番古い港
ギリシャの入植者によって築かれたのが起源
15〜17世紀にはルイ12世、
ルイ13世の命により埠頭が建設


サン・ジャン要塞
ルイ14世(1638年〜1715年)の
命によって建設された要塞
1967〜1971年に再建


サン・ニコラ要塞
1660〜1664年に建設された要塞
現在は軍により管理され、入場は制限


マルセイユ市庁舎
旧港に位置する市庁舎
1653〜1673年に建設
ドイツ占領下での破壊を免れた
わずかな建物の一つ


マルセイユ大聖堂
ローマ・ビザンチン様式を取り入れた
大きなドームと緑と白の大理石の縞模様が
美しいローマカトリック教会
1852〜1893年に建設
「ピジャマ(pyjama)=パジャマ」


旧施療院
貧困層救済のための病院として
1670年に建立
ローズピンクの石壁が美しいバロック様式


サン・ヴァンサン・ドゥ・ポール教会
1855〜1886年に建設された
ネオゴシック様式のカトリック教会


ジャンダンデ遺跡
紀元前1世紀に遡る
古代マルセイユ港の遺跡
世界最大の漂流物がここで発見されました。
全長23メートルのこの船は、
マルセイユ歴史博物館に展示



マルセイユ石鹸博物館
フランス王室が認めその品質の高さから
「王家の石鹸」とも呼ばれる
1688年に厳しい製造基準を設けたのが
"マルセイユ石鹸"の始まり